無視するか?割り切るか?使えない上司への対処法

責任を部下に押し付ける、部下の意見を聞き入れてくれない、決断力がなく、仕事は横取り…使えない上司はどうしてもいるものです。しかし部下という立場上、その上司と仕事をしていくしかありません。使えない上司とわかった場合、自分の仕事をこなすためにどう対処していくべきでしょう?

・見て見ぬふりも時には必要

使えない上司の異動を願っても、思いが叶うわけではありません。
変えられない現状は受け入れる以外方法はなく、結果、見て見ぬふりをするのが無難だと言えるでしょう。

使えない上司に付き合っていると、仕事がはかどらない、ミスが多くなる、業務に支障が出るなど、仕事の進み具合にも影響を及ぼしてしまう可能性も。また、ストレスも徐々に蓄積され、心身共に疲弊することも考えられます。
そのため、ある程度の距離感を保ちつつ、業務に支障が出ない範囲内で上司との関係を保つのがベストかもしれません。

・気持ちをうまく切り替える

上司とのやり取りをなくすことは実際には無理なこと。
仕事上の関係だと割り切り、上司の言動に反応しすぎないようにしましょう。しかし、全く反応しないのは、自分自身の立場も危うくなってしまいかねません。
反応しないのではなく、「仕方がないか」と気持ちをうまく割り切って付き合うことがポイントです。

・あくまでも仕事として相談する

誰かに聞いてほしい気持ちは大きいでしょう。しかし、上司の悪口になってしまいかねないため、あくまでも仕事の相談をする体で話を聞いてもらうのも一つの対処法です。
「こんなときはどうしたらいいと思いますか?」と、上司からの指示を遠回しに伝えて、意見を求めてみましょう。

・歩み寄る

ただでさえイライラするような言動を繰り返している上司に、自分から歩み寄るなど、考えたくもないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

上司を使えないと感じる理由がどのような理由なのかにもよりますが、上司が人によって態度を変えるタイプであれば、こちらから歩み寄るのも1つの方法です。
上司をおだてたり褒めたりしてご機嫌を取ることで、上司から悪い感情を抱かれるようなことはなくなるでしょう。

人によって態度を変えるような上司の場合は、自分が気に入らない相手にきつく接する可能性があるので、そういったリスクを回避するのにおすすめです。

・距離を置く

反対に、使えない上司と距離を置く対処法もあります。

必要最低限でしか関わらないようにすると、使えない上司の言動を目の当たりにする回数が減るので、イライラする回数を減らせるかもしれません。

また、使えない上司と接する機会をどうしても減らせない場合も、上司の発言には「そうですね」などと適当に返答して、不必要な議論や衝突を避けることをおすすめします。
会話の回数や長さが減るだけでも、案外イライラしなくて済むものですよ。

・無視する・割り切る

この場合の「無視する」とは、使えない上司の存在を無視して、指示や会話にも答えないということではありません。
上司に対する「使えない」と感じる気持ちや苛立ちを無視するということです。

使えない上司は、仕事ができなかったり問題ある人間性を抱えたりしたまま、その年齢や地位まできてしまった人です。いきなり改善させたり、上司の人柄を変えたりすることは難しいでしょう。

その為、上司が使えないと感じる原因となるような言動を取っていたら、「ああ、またか」「直し様がないから仕方がないこと」と割り切るのも、1つの対処法としては有効でしょう。
割り切ってしまうことで、苛立たずに済むかもしれませんよ。

・ 自分のスキルを向上させる

使えない上司と関わらなくて済む一番の方法。それは、あなた自身の知識や能力を向上させるということです。教えてもらえないから出来ないという精神ではなく、使えない上司から教えてもらえないのならあなた自身が自ら他の上司に教えてもらったり、自分でインターネットや本というツールを使って知識を蓄え実践を重ねることで知識量を増やし能力を向上させ、使えない上司に頼らなくても何も問題がない環境を自分自身で作り出しましょう。

出来る人間は、環境を言い訳に出来ないことを正当化しようとはしません。環境に応じて、自分自身で何をどうしたら環境を変えることができるのか、それを考えながら自身が抱える仕事に対しての知識や能力を向上させましょう。一日一日をそのように積み重ねることで、あっという間に使えない上司に頼る必要は全くなくなるでしょう。そして、強い自我を持つことが大切です。

あなた自身で鍛えた能力を武器に、使えない上司の曖昧な指摘に対して、根拠のある対向をすることが出来ます。まずは、使えない上司がいるから環境が悪い、と悲観的にならず、あなた自身の知識を増やし、能力を向上させることを考え仕事をしてみましょう。気が付いた時には、使えない上司など眼中に入れる必要はなくなっているはずです。

・ 使えない上司をその気にさせてみよう

使えない上司と上手に付き合っていくためには、使えない上司を上手に扱っていく必要があります。その扱い方の一つに、「やる気を出させる」という方法があります。大抵の使えない上司は感情的であるため、その感情をプラスの方向に刺激するのです。

使えない上司と関わっていくことは、辛く苦しいことと存じます。しかし、やる気にさせるために、「あなたを信頼しています」というポーズを取るのです。バカバカしいと思われるかもしれませんが、これが一番の近道です。しかし、その使えない上司に影響を受けないように注意して下さい。あなた自身も使えない上司となってしまう危険性があります。

・期待しない

例えば後輩や新人を教えるとき、出来ないことが当たり前だと思い指導に当たるはずです。使えない上司に対しても同様に、全く期待をせず、出来ないことが当たり前なのだと思うことで、あなたの使えない上司に対するイライラやストレスからは開放されるはずです。

「この人は出来ない人なんだ」「自業自得ではあるが、自分を守ることに必死な可哀想な人なのだ」と認識することで、使えない上司から与えられるストレスからは、ほぼ開放されることでしょう。

・悪い例として割り切る

使えない上司というのは、社会における悪い例です。言ってしまえば、「そうなってはいけない典型的な例」なのです。

そのため、上司から何かを学ぼうという姿勢ではなく、反面教師のような形で活かしていくといいでしょう。いつかは自分も上司となるのですから、そのときに「こうはならないようにしよう」と思って見ておけばいいのです。

・上司のさらに上の立場の人に相談する

使えない上司があまりにもひどい場合には、その上司のさらに上の立場の人に相談してみるといいでしょう。

いくら上司といえども、上からの指示では改善せざるを得ないものです。上司のさらに上となると相談するのも気が引けるかもしれませんが、社内の人間を見極めるきっかけにもなります。このチャンスを活かしていきましょう。